合格するための勉強

「成績を伸ばしたい」「合格したい」と思うだけで成績は伸びませんし、合格も難しいです。志望校に合格するために勉強について考えてみましょう。

 勉強している?

「勉強をしているのに全くできない。成績が伸びない」という人はいませんか。

しかし、そういうことを言う人の相当数が、勉強をしていないのに「できない」と言っているのではないでしょうか。

“覚える”という意思を持たずに単語や漢字をノートに繰り返し書いていませんか?

“覚える”という意思を持たずにワークの問題を解いてはいませんか?

宿題をしなければ怒られるからとりあえず答えを写しているだけではありませんか?

気づいたらスマホを手にしていませんか?

気づいたら時間だけが過ぎていませんか?

それは勉強ではありません。無駄に時間を過ごしているだけです。

覚えようという気持ちもなしにただ何かをしているだけでは何も身につくわけがありません。スマホを頻繁に気にしながら勉強をしていては、勉強をしていると思っている10分の1もできていないはずです。

あなたが受験生なら、受験生に相応する勉強時間を確保していますか?

受験生にもかかわらず、家での勉強時間が1時間もなければ実力テストで点数が取れるようになるわけがありません。周りもたくさん勉強をしているのだから成績が伸びるどころか下がって当然です。

勉強をするなら本気で勉強をしましょう。勉強をした気になっているだけの3時間よりも、本気で勉強をした10分のほうが価値があります。時間を無駄に使うのはもったいないです。

理解状況を把握する

合格をするには、自分の得意・不得意を把握することが大切です。

塾に通っていれば、講師が生徒の理解状況を把握しているので特に気にしなくてもいいのですが、塾に通っていない場合は自分で把握しなければなりません(塾に通っていてもできれば自分でもやってもらいたいですが)。

フクトや過去問だけでなく、普段の演習でも、間違えた問題のチェックをしましょう。そして、間違えの原因を考えてください。

単純ミスなのか、理解ができていなかったのか、暗記ができていなかったのか、問題を丁寧に読まなかったからなのか、自分で間違えの原因を把握するのです。

理解ができていないかったり、暗記が不十分であれば、その単元を重点的に勉強すれば点数を伸ばすことができます。問題を読まなかったことが原因であれば、意識して丁寧に読むようにすればいいのです(これが意外とできていない)。

理科を例に挙げます。

理科は、大きく分けると化学・物理・生物・地学(各分野3単元)あります。過去問を解いて30点だったとき、どの単元で30点を取れたかをチェックします。

化学・生物分野ではほぼ満点、物理・地学分野は悲惨な点数だったなら、物理・地学で間違えた単元を徹底的に勉強するのです。

すでに完璧に近い化学・生物を勉強しても点数はまったく伸びませんが、苦手な物理・地学を勉強することで確実に点数は伸びます。

これは当然のことなのですが、このことを意識して勉強をしている受験生は多くありません

「理科の点数が30点だから理科を勉強しなくちゃいけない」ということまでは分かっても(これすらしていない子も多い)、化学や生物の勉強をしてしまうのです。

英語も数学も社会も同じです。

自分が何が分かっていて何が分かっていないのかを把握し、分からないところを分かるようにする勉強をしてください。好きで得意な科目の勉強だけをやっていては合格できません

受験直前期に注意すべきこと

特に大手塾に通っている人は注意してください。大手塾では科目ごとに講師が異なります。科目ごとにプロが指導をしているので、授業が分からないということはないと思います。

しかし、「自分が指導している科目だけ点数を伸ばせば良い」という考えの講師が中にはいます。

例えば、英語・数学で60点満点中50点以上を確実に取れるが、理科・社会が30点、国語が25点しか取れない生徒がいるとします。

このような生徒には英語・数学の勉強ではなく理科・社会の勉強を重点的に勉強をさせるべきです。

しかし、自分の指導科目にしか興味のない講師は他の科目の状況を一切考えずに指示を出します。

英語が得意でほぼ完ぺきな生徒に、さらに英語を勉強させても点数は伸びないのです。

大手塾には担任制度をとっているところもあるので、自分がどの科目を重点的に勉強すべきかを必ず聞くようにしてください。

参考:成績が伸びない人の特徴